
初代プレイステーション(1994年12月3日発売)のソフトは、PS2が対応していて、PS3にもPS1のソフトを遊ぶ機能があります。一方でPS4はPS1のディスクを使えず、他社の互換機のレトロフリークも、対応する11機種にPS1は入っていません。
この先では、PS2・PS3・PS4/PS5での扱い、復刻機のプレイステーション クラシック、PlayStation Plusのクラシックスカタログ、レトロフリークの対応を分けて見ていきます。
PS2は初代PlayStationのディスクをサポートしていた
初代PlayStation(PS1)の次の本体PS2は、PS1のディスクにも対応していました。後方互換性を備えた家庭用ゲーム機はそれまでほとんどなかったので、かなり珍しい機能でした(ソニーの歴史年表)。
出典:PlayStation公式「PlayStationの歴史年表 PS2/PSP」(「後方互換性の導入」)
PS3にもPS規格ソフトを遊ぶ機能がある。ただしPS2ディスクは型名が限られる
PS3のユーザーズガイドには「PlayStation 2 / PlayStation規格ソフトウェアを遊ぶ」という章があります。ディスクをセットすると、自動でゲームが起動します。
ただし、すべてのソフトが従来どおりに動くとは限りません。一部のソフトは従来の本体と動作が異なったり、適切に動作しなかったりすることがあります。セーブには仮想メモリーカードを作る必要があります。
PS2のディスクのほうはさらに条件が厳しくなります。PS3の中でもPS2規格ディスクを再生できるのは、日本向けではCECHA00とCECHB00の2つの型名だけです(型名は本体底面のラベルで確認できます)。くわしくはPS2の互換機の記事にまとめています。
| 本体 | PS1のディスク |
|---|---|
| PS2 | ディスクをサポート(ソニーの歴史年表) |
| PS3 | PS規格ソフトウェアを遊ぶ章あり。一部のソフトは動作が異なったり、適切に動作しなかったりすることがある(ユーザーズガイド) |
| PS4 | 使えない(ソニーのサポートページ) |
出典:PS3ユーザーズガイド「ゲームを始める/終了する」/同「再生できるディスクの種類について」
PS4ではPS1のディスクを使えない。PS5が案内しているのはPS4ゲームの後方互換
PS4のサポートページは、PS3・PS2・PS1のゲームソフトはPS4では使えないと案内しています。
PS5の公式ページが後方互換として案内しているのは、PS4のゲームです。ディスクドライブがないPS5デジタル・エディションではPS4のディスク版はプレイできません。
出典:PlayStationサポート「PS4の後方互換性について」/PlayStation公式「PS5」/PlayStation.Blog「後方互換性についての質問にお答えします」
復刻機は「プレイステーション クラシック」。内蔵の20本だけで、ソフトは足せない
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2018年9月19日に、1994年発売のプレイステーションのデザインを小さくして復刻した「プレイステーション クラシック」を発表しました。型番はSCPH-1000Rシリーズです。2018年12月3日に数量限定で発売すると案内し、発表時の希望小売価格は9,980円(税抜)でした。
初期型のプレイステーションの外見やボタン配置、コントローラーをほぼそのままに、本体は縦横で約45%、体積で約80%小さくなっています。内蔵のソフトは20作品で、『R4 RIDGE RACER TYPE 4』『鉄拳3』『ファイナルファンタジーⅦ インターナショナル』などが入っています。
ダウンロードなどでソフトを追加することはできません。メモリーカードなど、プレイステーション用の周辺機器も使えません。今も買えるかどうかはお店や公式の案内で確かめてください。
出典:SIE「プレイステーション クラシック」プレスリリース(2018年9月19日)
配信ではPlayStation Plusプレミアムのクラシックスカタログがある
PlayStation Plusの最上位プラン「プレミアム」には、初代PlayStationをはじめとする過去の名作が遊べるクラシックスカタログがあります。ゲームカタログとクラシックスカタログは、ダウンロードまたはストリーミングで遊べます。
中身は時期やプランで変わります。一部のゲームにはサービスから外れる終了日が決まっていることがあります。どのPS1作品が入っているかは、PlayStationの公式サイトのゲーム一覧で確かめてください。
出典:PlayStation公式「PlayStation Plus」/同「PlayStation Plus ゲーム」
他社の互換機:レトロフリークの対応機種にPS1は入っていない
レトロフリーク(サイバーガジェット)は、1台で11機種のゲーム機用カートリッジを接続してプレイできる「レトロゲーム互換機」です。別売のコンバーターを使うと、最大15機種に対応します。メーカーの対応機種の一覧に、プレイステーションは入っていません。
PS1のソフトはCD-ROMで、レトロフリークが扱うのはカートリッジです。メーカーは、対応する機種でも動作や映像・音楽の再現度を100%保証するものではなく、一部のゲーム・周辺機器が正常に動作しない場合があると断っています。ここに書いたのはメーカーの記載で、動作を保証するものではありません。
対応機種の全体はレトロフリークの対応機種と動かないソフトにまとめています。
出典:サイバーガジェット公式「レトロフリーク」製品ページ/PlayStation公式「PlayStation 1994」
ほかの記事
PS1の発売当時の値段はプレイステーションの当時の値段の記事で、PS2のディスクが動くPS3の型番はPS2の互換機の記事で書いています。
よくある質問
PS2でPS1のソフトは遊べますか
PS2は、初代PlayStationのディスクに対応していました(ソニーの歴史年表)。
PS4やPS5でPS1のディスクは使えますか
PS4では使えません。PS5の公式ページが後方互換として案内しているのはPS4のゲームです。
レトロフリークでPS1のソフトは遊べますか
遊べません。サイバーガジェットの製品ページの対応機種に、プレイステーションは入っていません。
まとめ
PS1のディスクを後の本体で遊ぶなら、PS2とPS3があります。配信の作品を遊ぶなら、PlayStation Plusプレミアムのクラシックスカタログがあります。PS3はPS2ディスクの再生に型名の条件があります。PS4はPS1のディスクを使えません。
復刻機のプレイステーション クラシックは、内蔵の20作品を遊ぶ本体です。レトロフリークはPS1に対応していません。
確かめられなかったこと
- PS5でPS1のディスクが使えるかどうか。PS5の公式ページはPS4ゲームの後方互換を案内していますが、PS1のディスクが使えるかどうかは書いていません。
- PS3のどの型名でもPS1のディスクが動くのか。ユーザーズガイドは型名の一覧をPS2ディスクについてだけ載せています。
- プレイステーション クラシックが今も買えるかどうか。
- クラシックスカタログに今入っているPS1作品の一覧。
- レトロフリーク以外の他社の製品で、PS1に対応するとメーカーが書いているもの。

