
「ゲームボーイアドバンス(GBA)のソフト、何を買えばいいんだろう?」と悩んでこのページを開いた方、ようこそです。2001年に任天堂から発売されたGBAは、32ビットのCPUを搭載した携帯ゲーム機です。名作と呼ばれるソフトが数多く発売されました。
この記事では、GBAのおすすめソフトをジャンル別に厳選してご紹介します。懐かしさを求める30〜50代の方はもちろん、はじめてGBAに触れる方にも参考になるよう、ラインナップを選びました。実機での遊び方や購入時の注意点も詳しく解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ゲームボーイアドバンスはなぜ今でも愛される名機なのか
GBAが発売されたのは2001年3月21日のこと。ゲームボーイカラーの後継機として登場しました。CPUは32ビットのARM7TDMIを採用しています。任天堂の公式ページでは、3万2千色同時発色、240×160ドットの画面が紹介されています。
GBAの魅力の一つは、豊富なソフトラインナップです。任天堂のタイトルはもちろん、コナミやカプコン、スクウェア・エニックスといったサードパーティからもソフトが発売されました。RPG、アクション、パズル、格闘、スポーツとジャンルを問わずタイトルが揃い、日本国内では数百本のソフトがリリースされています。
また、ゲームキューブと「ゲームボーイプレーヤー」を組み合わせることで、テレビの大画面でGBAのソフトを楽しめるという点も特徴的でした。携帯機のソフトをテレビの大画面で遊べる仕組みです。
発売から20年以上が経過しました。「もう一度遊びたい」「コレクションしたい」という方もいるでしょう。
GBAおすすめソフト【RPG・シミュレーション編】じっくり遊べる名作5選
まず紹介するのは、RPGとシミュレーションRPGです。腰を据えてじっくりプレイしたい方に特におすすめのジャンルです。
ファイアーエムブレム 封印の剣(2002年)
GBAのシミュレーションRPGの一つです。ファイアーエムブレムシリーズ第6作目にあたるこの作品は、シリーズ初の携帯機用作品です。
主人公ロイが率いる軍勢を動かしてマップをクリアしていくオーソドックスなSRPGですが、ユニットが死亡すると基本的に復活できない「パーマデス」システムが独特の緊張感を生み出しています。「誰も死なせずにクリアしたい」という思いがプレイヤーを引き付け、何度も遊び直してしまう中毒性があります。ストーリーも王道ながら熱く、キャラクターへの愛着が深まる丁寧な作りが光ります。
発売順では続編にあたる「烈火の剣」は、物語の時系列では本作の前日談で、合わせてプレイする楽しみ方もあります。まず本作をクリアして世界観にはまったら、烈火の剣にも挑戦してみてください。ストーリーがつながっているので、両作品を遊ぶのもおすすめです。
マザー3(2006年)
マザー3は、もともとN64用として開発が進められていたものの紆余曲折を経て、2006年にGBAで発売されました。
「ノーウェア島」を舞台に、少年リュカたちの冒険を描いています。音楽にリズムを合わせてボタンを押すと連続攻撃ができる独自の戦闘システムが特徴的。音楽との一体感が戦闘をより楽しいものにしています。
大人になってからプレイすると、違った感じ方をする方もいるでしょう。「昔やったけど意味がよくわからなかった」という方は、ぜひ今の年齢でもう一度プレイしてみてください。
黄金の太陽 開かれし封印(2001年)
キャメロットが開発したRPGです。日本版の正式名称は「黄金の太陽 開かれし封印」です。「エナジー」と呼ばれる超能力をフィールド上でも使い、遺跡の謎を解いていくダンジョン探索と、ジンの力を使う戦闘が特徴です。GBA発売初期のタイトルです。
続編の「黄金の太陽 失われし時代」と合わせてプレイするのがおすすめです。1作目では物語が完結しません。2作セットで入手して、続けて遊ぶ方法もあります。
テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3(2005年)
テイルズシリーズのスピンオフとして生まれたGBA向け作品で、2005年1月6日に発売されました(ナムコ公式の報道資料)。歴代の『テイルズ オブ』のキャラクターが多数登場するお祭り的な要素と、ダンジョン探索RPGとしての面白さがあります。
アクションゲームのようにリアルタイムで戦うリニアモーションバトルシステムが採用されており、コマンドRPGが苦手な方でも取り組みやすいかもしれません。前作のキャラクターを含め30人以上が使用できます。テイルズシリーズのファンなら楽しめる場面があるでしょう。
ロックマンエグゼ シリーズ(2001〜2005年)
GBAで発売されたシリーズとして、ロックマンエグゼもあります。電脳世界と現実世界を交互に冒険し、電脳世界ではウイルスと戦う世界観で、少年・光熱斗とそのナビ「ロックマン」がバトルするデータアクションRPGです。
バトルチップを集めてカスタム画面で選び、戦う独自システムです。「もっと強いデッキを作りたい」という気持ちが続く方もいるでしょう。番号付きの本編は6作目で一旦完結が宣言されました。まず1作目か2作目から始める方法もあります。
GBAおすすめソフト【メトロイドヴァニア・探索アクション編】
GBAでは「メトロイドヴァニア」と呼ばれる探索型アクションゲームも発売されました。広大なマップを探索しながら新たな能力を手に入れて先に進む、この独特の達成感が魅力です。
メトロイドフュージョン(2003年)
GBAで発売されたメトロイドシリーズの2D作品です。「X」という寄生生命体が脅威として登場し、主人公サムスがXの一掃を目指して宇宙ステーションの謎を解き明かしていきます。
プレイヤーを追跡してくる強敵「SA-X」の存在が緊張感を生みます。探索型アクションで、マップの構造やパワーアップアイテムの配置を楽しめます。難易度選択(イージー・ノーマル・ハード)があり、メトロイド初心者にも向いています。
同じGBAで「メトロイド ゼロミッション」も発売されており、こちらはシリーズ1作目のリメイク作品です。両方をプレイすれば、メトロイドの世界観とゲームプレイの魅力を知ることができます。
キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲(2003年)
コナミの悪魔城ドラキュラシリーズのGBA作品です。主人公の来須蒼真(海外版の表記はソーマ・クルーズ)が悪魔城で目覚めた力を使い、モンスターから得た魂「タクティカルソウル」を装備して敵の能力を身につけながら探索します。収集要素としての楽しさと強化の達成感があります。
探索型アクションが好きな方にはおすすめできる作品です。
キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲(2002年)
暁月の円舞曲の前作にあたるGBA作品です。主人公はジュスト・ベルモンドで、悪魔城を探索するシステムが特徴。探索型アクションとして「暁月の円舞曲」と合わせて遊ばれることがあります。キャッスルヴァニアシリーズに興味を持ったなら、両方プレイしてみるのもおすすめです。
GBAおすすめソフト【プラットフォーム・アクション編】
任天堂のタイトルを中心に、GBAにはプラットフォームアクションが発売されました。ファミコン・スーパーファミコンの名作の移植や、GBAの新作など、バリエーションもあります。「アクションゲームが好き」「子どもと一緒に遊びたい」という方にも向いているジャンルです。
星のカービィ 夢の泉デラックス(2002年)
ファミコンの名作「星のカービィ 夢の泉の物語」をGBA向けにリメイクした作品です。原作をプレイしたことがある方にとっては懐かしさと新しさが同居する体験ができ、未経験の方にとっても完成されたプラットフォームアクションの名作として楽しめます。
任天堂の公式ページでは24種類のコピー能力が紹介されており、通信ケーブルで2〜4人が遊べるマルチプレイ対応の追加ゲームなど新要素もあります。「エキストラモード」などのやり込み要素があり、長く楽しめる作品です。カービィシリーズの入門にも向いています。
スーパーマリオアドバンスシリーズ(2001〜2003年)
スーパーファミコンやファミコンの名作マリオをGBAに移植したシリーズです。全4作が発売されており、それぞれ以下のタイトルに対応しています。
- スーパーマリオアドバンス:スーパーマリオUSA(ファミコン)のリメイク
- スーパーマリオアドバンス2:スーパーマリオワールド(SFC)のリメイク
- スーパーマリオアドバンス3:ヨッシーアイランド(SFC)のリメイク
- スーパーマリオアドバンス4:スーパーマリオブラザーズ3(FC)のリメイク
「スーパーマリオアドバンス2」は、スーパーマリオワールドをGBAの携帯性で「ちょっとした時間に少し進める」という遊び方ができます。「スーパーマリオアドバンス4」は、スーパーマリオブラザーズ3を携帯できます。どれか1本選ぶなら、遊びたい原作で選ぶのがおすすめです。
スーパーマリオアドバンス3(2002年)
SFCの「スーパーマリオ ヨッシーアイランド」のGBAリメイクで、正式名称は「スーパーマリオアドバンス3」です(前項のシリーズの3作目と同じ作品です)。ヨッシーがベビーマリオを背中に乗せて先へ進む独特のアクションゲームで、敵を飲み込んで卵を作り、卵を投げて敵を倒すシステムがあります。
グラフィックは温かみのある手描き風のタッチです。ステージ内のフラワーとスター、赤コインの収集を完璧に行う「パーフェクトクリア」を目指すと難易度が上がります。やり込み好きの方には長く楽しめる作品です。
今でも遊べるGBA隠れた名作・知る人ぞ知る良作
有名タイトルに隠れがちですが、GBAにはほかにもタイトルがあります。ここでは、有名タイトル以外のソフトをご紹介します。
ボクらの太陽(2003年)
コナミのアクションRPGで、カートリッジに太陽センサーを内蔵しているのが特徴です(コナミ公式の紹介では「業界初」)。現実の太陽光をゲーム内で活用します。
太陽光をチャージして、ヴァンパイアハンターとなって敵と戦います(公式の紹介)。GBAのシリーズ作品として、「続・ボクらの太陽 太陽少年ジャンゴ」「新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ」も発売されており、3部作をまとめて楽しむ方法もあります。
トルネコの大冒険3アドバンス 不思議のダンジョン(2004年)
不思議のダンジョンシリーズのGBA作品で、正式名称は「ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス ~不思議のダンジョン~」です(GBA版の発売は2004年6月24日)。ランダム生成ダンジョンに、敵を仲間にして連れて冒険できる要素があります。ダンジョンで倒れると持ち物を失うシビアなシステムがあり、何度でも挑戦したくなる方もいるでしょう。
ファイアーエムブレム 烈火の剣(2003年)
封印の剣の前日談にあたるシリーズ7作目です。任天堂の公式ページでは、ゲームを進めながら自然と操作やルールが覚えられる作りと紹介されており、シリーズ未経験者にも取り組みやすくなっています。リン、エリウッド、ヘクトルの3人の若者の物語が描かれます(任天堂公式のWii U版の紹介)。海外版は「FIRE EMBLEM」(サブタイトルなし)の題名で発売され、海外で最初に発売されたシリーズ作品です。物語の時系列的には烈火→封印の順番です。
ブレス オブ ファイア 竜の戦士(2001年)
カプコンのRPGシリーズのGBA作品です。GBA版は「ブレス オブ ファイア ~竜の戦士~」(2001年7月6日発売、SFC版からの移植)で、主人公の名前はリュウです。コンパクトなRPGを探している方の候補になります。
GBAソフトを今でも快適に遊ぶ方法
「GBAをやってみたいけど、どうやって遊べばいいの?」という方のために、現在でもGBAソフトを遊ぶ主な方法をご紹介します。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のスタイルに合った方法を選んでください。
GBA実機でプレイする方法
最もオーソドックスなのは、GBAの実機を入手して遊ぶ方法です。GBA本体は、中古市場などで探す方法があります。ただし、初代GBAは反射型液晶でライトがなく、暗い場所では遊びにくいため、後継機の「ゲームボーイアドバンスSP」または「ゲームボーイミクロ」も候補になります。
各モデルの特徴を整理すると以下の通りです。
- ゲームボーイアドバンス(GBA):横長デザインでゲームボーイとGBCのカートリッジも使用可。バックライトなし(改造品を除く)
- ゲームボーイアドバンスSP:折りたたみ式でフロントライト搭載(日本発売のモデルはAGS-001)。充電式バッテリー搭載
- ゲームボーイミクロ(OXY-001):超コンパクトで持ち運びに向く。バックライト付。ただしGBとGBCのソフトは非対応
ライトや充電式バッテリーを考えると、ゲームボーイアドバンスSPやゲームボーイミクロが候補になります。日本で発売されたSPはAGS-001(フロントライト)で、バックライトのAGS-101は日本では発売されていないとされています。購入時は型番を確認しましょう。
ゲームボーイプレーヤーでテレビ大画面プレイ
ゲームキューブをお持ちの方には「ゲームボーイプレーヤー」という選択肢もあります。ゲームキューブの底面に接続するアタッチメントで、GBAやGB・GBCのソフトをテレビの大画面でプレイできる周辺機器です。
ただし、ゲームボーイプレーヤーはスタートアップディスクがないと使用できません(公式のセット内容は本体1台とスタートアップディスク1枚)。購入時はディスクとセットになっているか確認してください。また、任天堂の公式ページでは、動きセンサーカートリッジを使用したゲームは遊べないと案内されています。
レトロフリーク・互換機でプレイする方法
複数のレトロゲームハードのソフトに対応した互換機「レトロフリーク」は、GBAのカートリッジもカートリッジアダプター経由でプレイできます(サイバーガジェット公式)。HDMI出力に対応しています。GBA以外にもスーパーファミコン、ファミコン、PCエンジンなど多数のハードに対応しているため、レトロゲームをまとめて楽しみたい方に便利です。
レトロフリークについては、レトロフリークの対応機種と動かないソフトで詳しく解説しているので、購入を検討している方はご参照ください。GBAをテレビで大画面プレイしたい方にとって、選択肢のひとつです。
また、ファミコンやスーパーファミコンのソフトも一緒に現代のテレビで楽しみたいという方には、ファミコンHDMI変換アダプターの使い方の記事も参考になります。最新のテレビに合わせた接続方法を詳しく解説しています。
Nintendo Switch Onlineでのプレイについて
Nintendo Switch Onlineには、ゲームボーイのタイトルが配信されています(2023年2月9日開始)。任天堂の公式サイトによると、「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入すると「ゲームボーイアドバンス」のNintendo Classicsも遊べます。配信されるタイトルは入れ替わることがあるため、任天堂の公式ページで確認してください。実物のカートリッジで遊ぶ場合は、実機または互換機を使う方法があります。
GBAソフトの選び方と購入時の注意点
中古でGBAソフトを購入する際には、いくつかの点に注意が必要です。特に電池切れやコピーカートリッジの問題は購入後に気づくと非常に残念な思いをするポイントなので、事前にしっかり確認しましょう。
セーブデータ用電池の消耗に注意
GBAのソフトには、カートリッジ内部の電池でセーブデータを保持するものがあります。発売から20年以上が経過した現在、電池が切れているカートリッジもあり、「購入してみたらセーブができなかった」ということもあります。購入前に電池の状態(セーブの可否)を確認するか、電池交換済みと明記されているカートリッジを選ぶようにしましょう。
電池切れのカートリッジでも、内部のボタン電池を交換すれば使用可能になることがあります。メーカーが案内している方法ではありませんが、自分で交換する方法が紹介されることがあります。カートリッジによってネジの形状や電池の型番が異なり、電池の交換にははんだ付けが必要な場合もあります。電池メーカーのマクセルは、電池に直接はんだ付けしないよう注意しています。事前に確認してください。試す場合はご自身の判断と責任でお願いします。
偽物(コピーカートリッジ)に要注意
外見が本物そっくりの偽物カートリッジが流通していることがあります。特にフリマアプリや海外通販サイトでは注意が必要です。
偽物を見分けるポイントとしては、以下が挙げられます。
- カートリッジの色や質感が本物と異なる(裏面ラベルの印刷がにじんでいる・フォントが違うなど)
- 価格が相場より大幅に安い
- セーブデータが突然消える・バグが多発するなどの動作不具合がある
- カートリッジの重量が軽い(本物より明らかに軽い場合は要注意)
信頼できる中古ショップで購入するか、フリマアプリ利用時は写真や出品者の評価をしっかり確認してから購入することをおすすめします。
価格相場を事前にチェックする
GBAソフトの相場は、タイトルや時期、状態によって大きく変わります。購入前にフリマアプリや価格比較サイトで相場を確認しておくと参考になります。「安い!」と飛びついた結果、偽物だったというケースもあるので慎重に判断してください。
まとめ:ゲームボーイアドバンスは20年以上経っても色あせない名機
今回はゲームボーイアドバンスのおすすめソフトをジャンル別に厳選してご紹介しました。最後に記事の要点を整理しておきます。
- RPG・SLGではファイアーエムブレムシリーズ、マザー3、黄金の太陽、ロックマンエグゼを紹介した
- 探索アクションではメトロイドフュージョンとキャッスルヴァニア暁月の円舞曲を紹介した
- プラットフォームアクションは星のカービィ夢の泉デラックスやマリオアドバンスシリーズを紹介した
- 隠れた名作としてボクらの太陽、トルネコの大冒険3なども紹介した
- 現在の遊び方はGBA SPなどの実機、レトロフリーク等の互換機、Nintendo Switch Onlineの追加パックなど。偽物・電池切れに注意して購入しよう
GBAのソフトは発売から20年以上が経ちました。大人になってから遊ぶからこそ気づく面白さがあるかもしれません。まずはひとつお気に入りのタイトルを手に入れて、GBAの世界に飛び込んでみてください。
また、レトロゲーム全般に興味のある方は、ファミコン名作ソフトおすすめ30選|今遊んでも面白い神ゲーをジャンル別に厳選【永久保存版】もぜひチェックしてみてください。GBAと合わせて楽しむことで、レトロゲームの歴史の流れがよくわかり、より深くレトロゲームの世界を楽しめるはずです。
GBAのソフトや本体を探すなら、Amazonでまとめて状態の良い商品を比較してみるのも一手です。
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