プレステのメモリーカードにセーブできない原因と対処|認識しない・消えるを切り分ける

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初代プレステやPS2で、セーブしようとするとメモリーカードを認識しない、保存したはずのデータが消えている——古いカードで起きることがある症状です。大切なセーブが消える前に、原因を切り分けておきましょう。

メモリーカードのトラブルとして考えられるのは、「端子の汚れ・接触不良」「カードの寿命や空き容量」「本体スロット側の接触」「カードとソフトの組み合わせの誤り」などです。まずは"消えても困らない状態"を作ってから切り分けるのが基本です。動いているうちのバックアップを優先してください。

プレステのメモリーカードにセーブできないときの症状別の切り分け

症状 考えられる原因 難易度
カードを全く認識しない カードの種類の不一致(PS1用/PS2用)・端子の汚れ・差し込み不足・スロットの接触不良 低〜中
認識するが保存に失敗する 空き容量(ブロック)不足・カードの不具合 中
保存後にデータが消える セーブ中の抜き差し・電源の入り切りやリセット・カードの不具合など 交換
特定の本体だけ不調 本体スロット側の問題 中

PS1用とPS2用のメモリーカードは別物です

ソニーの取扱説明書によると、メモリーカード(SCPH-1020、15ブロック・約120KB)は"PlayStation"規格ソフト専用で、"PlayStation 2"規格ソフトでは使えません。PS2専用メモリーカード(SCPH-10020、約8MB)は"PlayStation 2"規格ソフト専用で、"PlayStation"規格ソフトのデータはセーブできません。PS2本体でPS1のソフトを遊ぶときも、データはPS1用のカードに保存します。ソフトに合わない種類のカードは、認識しない原因になります。

純正以外のカードを使うとき

ソニーの取扱説明書は、各ソフトウェアに対応したメモリーカードを使うよう案内しています。純正以外の互換カードについては、ソニーの取扱説明書に記載がなく、動作や相性は製品ごとに確認する必要があります。消えると困る重要なデータは、純正カードにも分けて保存しておくと安心です。

データが消えるのは、どんなとき?

ソニーのメモリーカードの取扱説明書には、電池が不要のメモリーを使っており、通常の使用状態ではデータが消えることはない、とあります。一方で、セーブ回数が極端に多い場合にまれにセーブできなくなることがあること、セーブ中にカードを抜き差しするとデータが破損すること、電源をむやみにオン・オフしたりリセットを繰り返したりするとセーブ済みのデータが消えることがあること、も書かれています。何らかの原因でデータが消失・破損した場合、データの復旧・修復はできないとされています。

プレステのメモリーカードにセーブできないときの対処手順(安全な順に)

手順1:カードの端子を確認する

ソニーの取扱説明書は、カードの端子部を手で触ったり異物を入れたりしないこと、お手入れには乾いた柔らかい布を使い、ベンジンやシンナーは使わないことを案内しています。汚れが気になるときは、乾いた柔らかい布で軽く拭き、端子をこすって傷つけるような清掃は避けてください。

手順2:別スロット・別本体で試す

PS2にはメモリーカード差込口が2つあります。別の差込口、可能なら別の本体でも試します。片方のスロットだけ不調なら本体スロット側、どの本体に挿しても不調ならカード側、と切り分けられます。カードの種類(PS1用/PS2用)がソフトに合っているかも確認してください。

手順3:本体スロットへの差し込みを確認する

カードを本体にしっかり差し込み直して、接触が安定するか確認します。ソニーの取扱説明書でも、メモリーカードが認識されないときの確認として、本体にしっかり差し込むことが案内されています。スロット内にほこりが見える場合は、電源を切ってから、エアダスターなどで外側から取り除く方法もあります。ディスクの読み込み不良も出ているときは、初代プレステの読み込み不良も参照してください。

手順4:重要データを別カードへ退避する

認識できているうちに、消えると困るデータを別のカードへコピーしておきます。コピーや保存の最中に、カードやコントローラを抜いたり、ディスクカバーを開けたり、電源を切ったりリセットしたりしないでください(ソニーの取扱説明書では、データ破損の原因とされています)。PS1ソフトのデータは、PS2専用カード(8MB)へバックアップ用にコピーすることはできますが、そのカードからPS1ソフトでロードすることはできない、と書かれています。バックアップが最重要です。寿命が近いカードは「いつ消えてもおかしくない」ので、直す前にまずバックアップ、と覚えておいてください。

メモリーカードの分解やスロットの補修は避けたほうがよい理由

ソニーのメモリーカードの取扱説明書は、絶対に分解や改造をしないよう案内しています。本体スロットのハンダ補修も、データを失うおそれと隣り合わせです。大切なセーブがあるなら、無理な作業の前に必ず退避を済ませてください。データ復旧をうたう非公式ツールについては、公式にはデータの復旧・修復はできないとされているため、結果は保証されません。慎重に扱ってください。

プレステのメモリーカードが直らないときの選択肢

カード自体の不具合なら、状態の良い純正カードへの買い替えと、複数カードへの分散保存が対策になります。ソニーの取扱説明書にも、セーブできなくなったときは新しいメモリーカードを使うよう案内があります。なお、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのPS/PS one/PS2のアフターサービス受付は終了しており、専用の周辺機器も同様に受付を終了している、と公式ページに記載されています。どうしても残したいセーブがあるなら、専用のデータ管理機器でPCにバックアップする方法もありますが、扱いに慣れていないと失うこともあるため、慎重に判断してください。

プレステのメモリーカードを扱うときの自己責任の注意点

  • メモリーカードや本体の分解・改造は自己責任です。ソニーの取扱説明書は、分解や改造をしないよう案内しています。
  • セーブ中やコピー中に、カードを抜いたり、電源を切ったり、リセットしたりしないでください。データが破損することがあります。
  • 静電気を避け、カードを曲げたり、投げたり、落としたり、強い衝撃を与えたりしないでください(ソニーの取扱説明書)。
  • 本体スロットのハンダ補修など基板に触れる作業は、データを失うだけでなく、本体を傷めるおそれがあります。
  • 本記事は情報提供を目的としており、作業中の故障・破損・けがについて当方は一切の責任を負いません。最終判断はご自身の責任でお願いします。

プレステのメモリーカードについてのよくある質問

Q. 消えたデータは復元できますか?

ソニーのメモリーカードの取扱説明書には、データが消失・破損した場合、データの復旧・修復はできないと書かれています。家庭で復元できる保証もないため、読めるうちのバックアップが、数少ない対策です。

Q. 純正と非純正、どちらが安全?

純正以外のカードは、ソニーの取扱説明書に記載がなく、相性や動作は製品ごとに確認が必要です。重要なデータは、純正カードにも分けて保存しておくと安心です。

Q. どのくらいの頻度でバックアップすべき?

ソニーの取扱説明書では、通常の使用状態でデータが消えることはないとされていますが、消えたときに復旧はできません。長期保管するなら、ときどき読み出せるかを確かめながら、大切なデータは複数のカードにコピーしておくと安心です。

プレステのメモリーカードがセーブできないときの確認順序まとめ

  • 端子の確認→別スロット→別本体の順で切り分け
  • PS1用とPS2用のカードは、ソフトの種類に合うものを使う
  • 認識できるうちに、重要データを退避(コピー中は抜かない)
  • 長期保管は複数カードへ分散
  • 分解・復旧ツールは最後の手段

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