
ドリームキャストの公式の仕様にHDMI端子の記載はなく、映像と音声の出口は背面の「AV端子」の1つです。
この記事では、セガの公式ページに載っている純正の映像接続機器3製品(型番つき)、VGAボックス対応ソフトの公式の一覧、今のテレビにつなぐ前に確かめることを、順に整理します。
ドリームキャストの映像の出口は背面の「AV端子」1つ(HDMIの記載はない)
セガの公式のハード紹介ページは、本体背面の端子として、モジュラージャック・AV端子・シリアル端子・電源端子を挙げています。HDMI端子は載っていません。
本体の型番はHKT-5000、発売日は1998年11月27日です。価格は29,800円とあり、同じページに1999年6月24日に19,900円へ、2001年3月1日に9,900円へ改定されたと書かれています。
出典:セガ「ドリームキャスト ハード概要」(2024年12月29日の保存ページ)
公式の一覧で見つかった純正の映像接続機器は3製品(ステレオAVケーブル・S端子ケーブル・VGAボックス)
セガの公式の周辺機器一覧で、映像の接続に関わる純正品として見つかったのは3製品です。
| 名前(型番) | 公式の価格 | 公式ページの説明 |
|---|---|---|
| ドリームキャスト・ステレオAVケーブル(HKT-7900) | 1,500円(税込1,575円) | 本体同梱のステレオAVケーブルの単品売り(2m) |
| ドリームキャスト・S端子ケーブル(HKT-8000) | 3,000円(税込3,150円) | S端子接続用ケーブル(2m) |
| VGAボックス(HKT-8100) | 7,000円(税込7,350円) | VGAディスプレイ(パソコン用)を接続するための機器 |
価格は2005年11月の保存ページの掲載額です。発売時の価格と同額かどうかは確認していません。VGAボックスは、2025年1月の保存ページに発売日1999年1月14日、価格7,000円とあります(税の記載なし)。ステレオAVケーブルとS端子ケーブルの発売日は、公式ページで見つかりませんでした。
これとは別に、音声接続ケーブル(HKT-8300、800円・税込840円)は、パソコン用スピーカーにつなぐためのもので、映像のケーブルではありません。
出典:セガ「ハード・周辺機器情報」(2005年11月20日の保存ページ)/セガ「関連・周辺機器」(2025年1月8日の保存ページ)
本体に付いてくる映像ケーブルは、ステレオAVケーブル
本体の付属品は、専用コントローラ1個・ステレオAVケーブル・電源ケーブル・モジュラーケーブル(5m)・取扱説明書・通信用ディスクDream Passportです。映像と音声のケーブルは、このステレオAVケーブルだけが付属品に書かれています。
| 項目 | 公式ページの記載 |
|---|---|
| 本体の型番 | HKT-5000 |
| 発売日 | 1998年11月27日 |
| 価格 | 29,800円(1999年6月24日に19,900円へ、2001年3月1日に9,900円へ改定) |
| 映像・音声の端子 | AV端子(背面) |
| 付属の映像ケーブル | ステレオAVケーブル |
2005年11月の保存ページには、本体は9,900円(税込10,395円)、同梱品にステレオAVケーブルとあります。
出典:セガ「ドリームキャスト ハード概要」(2024年12月29日の保存ページ)/セガ「ドリームキャスト」(ハード・周辺機器情報)(2005年11月20日の保存ページ)
VGA出力で遊ぶ前に、ソフトのVGA対応表記を確認する。公式の一覧では、セガ発売135行のうち21行が「-」
VGAボックスの公式ページには「VGAボックス対応ソフトには対応表記がされています」とあり、VGA出力に対応するソフトは限られることが読み取れます。ソフト一覧にも、「VGA」の欄があります。
| 一覧 | 行数 | VGA欄が「○」 | 「-」または「×」 |
|---|---|---|---|
| セガ発売ソフト | 135 | 114 | 21(-) |
| ライセンシー発売ソフト 1998〜2000年 | 196 | 133 | 63(×) |
| ライセンシー発売ソフト 2001〜2007年 | 174 | 149 | 25(×) |
数えたのは公式一覧の行で、2025年11月・12月の保存ページが元です。「-」と「×」が何を意味するかは、ページに説明がありません。
VGAボックスが対応しないディスプレイについても、公式ページに書かれています。たとえば、水平同期周波数31kHzで640×480ドットに対応しないもの、24kHz(640×400ドット)のモードしか持たないものなどです。
出典:セガ「VGAボックス」(2005年11月20日の保存ページ)/セガ「ソフトウェア一覧(セガ発売)」/同「ライセンシー発売」
今のテレビにつなぐ前に、テレビ側の入力端子の名前を確かめる
ドリームキャスト側の出口はAV端子で、純正ケーブルの先は、ビデオ端子(黄)とオーディオ端子(赤・白)、またはS端子、VGAボックス経由のD-Sub15ピンのどれかです(VGAボックスの端子はセガの公式ページによる)。
そこで最初に、テレビの背面や取扱説明書で、入力端子にどんな名前が付いているかを見ます。ケーブルの端子と同じ名前の入力があるかどうかが、確かめる点です。
テレビにHDMI入力しかない場合、ここで紹介した純正品だけでは直接つなげず、HDMIへの変換が必要です。純正品以外については、この記事では扱いません。変換の考え方は、コンポジット・S端子・HDMIの違いとHDMI変換器の選び方で説明しています。当時の本体の値段の比較はファミコン・スーファミ・ゲームボーイ 当時の値段にあります。
確かめられなかったこと
- ステレオAVケーブル・S端子ケーブルの発売日(公式ページに載っていません)。
- ソフト一覧の「-」「×」の意味と、VGA欄が「○」のソフトを実際に映せるかどうか。
- RF(アンテナ線)で映すための純正品は、公式の周辺機器一覧で見つかりませんでした。
- 公式のハード紹介ページ(sega.jp)は、直接開くことができず、保存ページ(web.archive.org)で読みました。
- 本体の取扱説明書と、当時のdricasのページの内容。
まとめ
- ドリームキャストの背面の映像端子はAV端子で、公式の仕様にHDMIの記載はありません。
- 公式の一覧で見つかった純正の映像接続機器は、ステレオAVケーブル(HKT-7900)・S端子ケーブル(HKT-8000)・VGAボックス(HKT-8100)の3製品です。
- 本体の付属はステレオAVケーブルです。
- VGA出力で遊ぶ前に、ソフトのVGA対応表記を確認します。公式の一覧のVGA欄に「○」と「-・×」があります。
- つなぐ前に、テレビの入力端子の名前を確かめます。

